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こんなにある!積み木あそびの知育効果&選び方のポイントは3つだけ

知育玩具として、いつの時代も親しまれてきた積み木。どんな知育効果があって、いつから使わせたらいいのか知りたいですよね。

世代を超えて親しまれる積み木には、創造力や集中力、空間認識能力など、たくさんの知育効果が期待できます。そんな積み木は、赤ちゃんのうちから使わなきゃもったいないですよね。

私の娘も積み木あそびは大好きで、自宅でも保育園でもよくやっています。知らず知らずにさせていた積み木遊びですが、こんなにもたくさんのメリットがあったんだと思うとうれしくなりました。

この記事では、

  • 積み木あそびで得られる知育効果
  • いつから遊べるのか
  • より効果的な積み木の選び方

について、わかりやすく紹介します。

読後は、積み木あそびで得られる効果がわかり、より効果的な積み木遊びができるようになるはずです。

1.積み木あそびで得られる知育効果

積み木は、子ども成長や発達によい影響を与える知育おもちゃとして、昔から親しまれてきました。そんな積み木には、たくさんの知育効果があります。長年親しまれるのには、きちんと理由があるのですね。

ここでは代表的な効果をあげてみてみましょう。

積み木あそびで得られる効果一例

  • 思考力
  • 想像力
  • 創造力
  • 集中力
  • 空間認識能力
  • 手指の発達
「思考力」が養われる

積み木は、はじめから上手に遊べる訳ではなく、失敗を繰り返し学びながら思うように積んで遊ぶことができるようになります。このときに「どうすればよいのか」という自分で考える思考力が養われていきます。

 

「想像力」の醸成

積み木を積むだけではなく、シンプルなカタチであることから、様々なものに見立てて遊ぶことがます。ときには、大人では想像がつかないようなものに見立てることも。想像を無限に膨らませ、その力を自然に鍛えることができます。

 

「創造力」を伸ばす

シンプルなカタチの積み木を、積んだり、重ねたり、並べたり、他のおもちゃと組み合わせて遊んだり、新しいカタチやアイデアなど、自由に遊ぶことができます。作りたいものをカタチにすることを通じて、新しいものを生みだす創造力がつきます。

 

「集中力」がつく

自分の想い描くものを完成させるためには、全体のバランスをみながら積み木を崩さないように重ねていく必要があります。失敗しても繰り返えしてチャレンジして、夢中になって遊ぶことで、集中力が高まり、達成感も味わえます。

 

「空間認識能力」を育てる

積み木のパーツは立体的に作られています。そのことから、さまざまな形や大きさ、奥行きやのものを積んで遊ぶことで、三次元空間を頭でイメージする空間認識能力が自然と育まれます。

 

「手指の発達」を促す

さまざまな形をした積み木に触れ、また重さを感じることで、手指の使い方や力加減を覚えるなど手指の発達を促す効果があります。

 

この他にも、積み木あそびで育まれるものはたくさんあります。こんなに様々な効果が期待できるなら、積み木遊びをしないのは、もはやもったいないですよね。

2.積み木は0歳からはじめよう!上手になるのは2歳頃から

積み木あそびには、たくさんの知育効果があることがわかりました。では、具体的にいつからはじめればいいのでしょうか。

それはズバリ、ぜひ0歳からはじめましょう!

こんなにもたくさんの効果があるのなら、0歳からはじめなくてはもったいないです。成長とともに学ぶことに変化がありますので、年齢にあわせて上手に発達を促してあげましょう。

触ったりなめたりすることで多くのことを学ぶ0歳

まだ積んで遊べないから使わないのでは、もったいない。積んだりする遊びができない0歳でも、積み木を持ったり、振ったり、なめたりすることで、触感や重さ、形など、多くのことを学んでいます。

また、積み木同士でカチカチ音をならしてみたり、崩すという遊びでも、崩れて変化する、大きな音がなるなど、赤ちゃんにとってはとても刺激的です。

自分で考え繰りかえすことで学ぶ1歳

1歳を過ぎると遊びの幅が広がります。自我も芽生え「自分でやりたい!」が増えていくとき。

この時期は、うまく出来なくてもなるべく見守りましょう。経験を繰り返すことで学んでいきますし、崩して遊ぶことは積み木遊びの第一歩でもあります。

指の使い方が上手に、情緒も豊かになる2歳

指の使い方が上手になってきて、積み木を少しずつうまく積めるようになってくる2歳。

また、この時期は、感情も豊かになってくる頃なので、うまく積めたときは一緒によろこんだり、ほめたり、崩れた時には残念な気持ちも共有するようにしましょう。そのことが「できた!」という達成感のほかに、ママやパパと感情を共有できたという安心にもつながります。

積み木遊びの幅が広がり友達との人間関係も学ぶ3歳以降

3歳になると思うように積んだりカタチを作ったり、見立て遊びや他のおもちゃと組みあわせて遊ぶなど積み木遊びの幅が広がります。

また、友だちと一緒に作ったり、ゆずりあったりしながら、大人との関係とは異なる人間関係も学んでいきます。

3.積み木は2度買うのがおすすめ!そのポイントは3つずつ

積み木には対象年齢が表示されていることも多いのですが、いつからいつまでといった年齢制限はなく、遊び方次第で長期間楽しめるおもちゃです。

はじめから長く使えるものを購入するという考えもありますが、0歳でも楽しめるものと、2歳前後にもう一度選びなおすのがおすすめです。

  • 0歳の頃:何でも口に入れたり、まだ積んで遊べない時期に刺激になるもの
  • 2歳前後:指の使い方が上手になってくるこの頃に長く使えるもの

と、遊び方が変わるタイミングで買い換えるのがおすすめです。

次にそれぞれの選ぶポイントを紹介しますね。

はじめての積み木は「素材」「色」「大きさ」の3つで選ぶ

「STマーク」と「CEマーク」があるものを選ぶ

一見、無塗装であることがよさそうだとイメージすると思いますが、口に入れた時に唾液でけば立ちをつくってしまうことがあります。一方、塗装されている積み木には、汚れにくく肌触りがよいというメリットがあります。

ただし、やはり口に入れても安全な塗装を使用しているかどうかは、確認する必要があります。各メーカーでも、自然塗装を使っていたり、唾液溶解テストに合格していたりと、さまざまな配慮をしているところが増えています。

その目安になるのが「STマーク」と「CEマーク」です。

「STマーク」は日本玩具協会が定める安全基準、「CEマーク」はヨーロッパの安全規定を受けていて、食品衛生法に基づいた試験で安全確認がされています。つまりは、子どもが口に入れても安心な塗料や顔料などが使われているといえます

「色つき」や「音の仕掛け」があるものもおすすめ

積み木には、大きく分けると無着色と色つきの2種類があります。

無着色のものは、自由な発想で遊べる特色がありますが、まだたくさんの積み木で遊べない赤ちゃんには色つきのものもおすすめです。

なぜなら、赤ちゃんの視力はまだ発達段階にあり、1歳頃で0.1~0.2程度で3歳までに急速し、4歳くらいで1.0くらいになると言われています。ですから、まだ少ないピースであそぶうちは、色つきの方がわかりやすいということがあります。また、同じ色で分けるなどの遊びにも使えます。

最近では、振ると音する仕掛けのものもあり、こちらも五感の刺激になります。

「面取り」してあり「掴みやすい大きさ」のもの

積み木の角を削りとってあるものを「面取り」といいます。面取りしていると崩れやすいということもありますがささくれがなく、丸くすべすべの優しい肌触りがあり、万一、あたってもケガをしにくくなります。

また、まだ手指が発達していないため、一つ一つのパーツが大きめで掴みやすいものがおすすめです。大きめであることは、誤飲の危険性もなくなります。

2歳頃からは「白木」「数」「面取りなし」の3つで選ぶ

積み木を積んだり並べたり、指の使い方が上手になってくる2歳頃には、本格的に積み木遊びできるものを選びましょう。

創造力をじゃましない「白木」のもの

色つきのものは、遊びが制限されてしまうことがあります。

例えば、黄色い家を作りたいと思っていたのに足りなくなったら、他の色を加えることになり、本当に作りたいと思っていたものが作れなくなってしまいます。白木ならその心配はありません。自由に子どもが想像したものを完成させることができます。

また、「赤い車」「黄色の食べもの」など色で制限されることはなく、見立て遊びなども自由に楽しむことができ、遊びの幅も広がります。

十分な「数」を用意する

積み木は、はじめから作るものを決めて遊ぶ場合もありますが、遊んでいるうちにどんどんアイデアが沸きでてきて発展させていきます。せっかく湧き出たものが、使える積み木がなくて満足いくように作れなかったということのないように十分な数を用意するようにしましょう。

適切な量は、遊んでいる様子をみて「あ、足りなさそう」と思ったら買い足すなどでもいいと思いますし、はじめから100ピースなどある程度の数のものを購入するのがおすすめです。

ちなみに、私の娘には2歳の時に100ピースのものを購入しました。初めは多いかなと思いましたが、これが多すぎるということはなく3歳にもなれば、あっという間に全て使い切ってしまいます。

キレイに積める「面取り」していないもの

 

何でも口に入れていた赤ちゃんの頃は面取りしてあるものの方が、ケガの面でも安心できましたが、面取りをしている分、積み上げた時に崩れやすくなります。

一方、面取りしていないものは、積み木と積み木の間にすき間ができないので、積みやすく崩れにくくなります。しかも、積み木同士の間にすき間がないので、余計な影も出ず一体感があり、仕上がりもキレイです。

また、面取りされていないといっても、実はほんの少し最小限で面取りがされているものもありますので、積み木を選ぶときにはぜひ意識してみてください。

そもそも積み木は、積んで遊ぶものですから、しっかりと積みやすいものの方が適していますそして、子どもが想像力をふくらませて作りたいと思ったものを完成させることができたとき、知育玩具として積み木の役割が発揮されます。そのためにも、この面取りが最小限であることや、面取りしていないものがおすすめです。

さいごに

いかがでしたか?

あらためて積み木の成長に知育効果はすばらしいなと思います。上手に積んだりはできない赤ちゃんでも実はたくさんのことを学んでいるのですよね。

子供の発達にあわせて、積極的に取り入れたい遊びの一つであることは間違いありません!どうせなら、よりよい積み木を準備してあげたいものです。ぜひ、この記事を参考にしてみてくださいね

  • B!