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ファーストシューズはいつから?足の発達を妨げない4つの選ぶポイント

「まだ歩けないけど靴を買ってもいい?」「ファーストシューズはどう選べばいい?」などと悩んでいませんか?

早く履かせたい気持ちもよくわかります。また、まわりでファーストシューズを履き始めるお友だちなどいると、そろそろ買わなきゃと焦りが出てくる方もいるのではないでしょうか。しかし、焦る必要は全くありません。

 

ファーストシューズを購入するのは、10歩しっかりと歩いてからがよいタイミングです。また、赤ちゃんの足の発達を妨げない機能のものを選ぶことも重要です。初めて履く靴だからこそ、ファーストシューズは、しっかりと知識をもって選んであげたいですよね。

そこでこの記事では、「ファーストシューズ」の

  • 買うタイミングと赤ちゃんの足の状態
  • 選び方のポイントとおすすめの靴
  • セカンドシューズを買うタイミング

などについて、しっかりと紹介します。

この記事を読んでいただければ、ファーストシューズを買うタイミングがポイントもわかり、あとは、よちよちと歩きはじめてくれるのを、のんびりと待つだけです。ぜひ、参考にしてくださいね。

1.ファーストシューズ購入のタイミングは10歩しっかり歩けたら

ファーストシューズを早いてお出かけするのが待ち遠しいですよね。記念すべき初めての靴を購入するベストなタイミングを、赤ちゃんの足の状態もあわせて解説していきます。

赤ちゃんの足の状態を知る、大人との違いは2つ

まずは、赤ちゃんの足の状態を知っておきましょう。赤ちゃんと大人の足の違いは大きく分けると2つあります。

1つ目:骨の状態

赤ちゃんの足の骨は1つ1つが小さく離れていて、半分~7割近くが軟骨ともいわれ、成長とともに骨になっていきます。だいたい6歳くらいですべての骨ができてきて、17~18歳まで完全な骨へと成長します。このため、靴の選び方が間違っていると、足の発達に影響を与えてしまいます。

2つ目:足のカタチ

赤ちゃんの足は、かかとが細く前方が幅広で、足裏から見ると三角形のような足をしています。土踏まずもなくぷっくりしています。反対に大人は、かかともしっかりと大きく、前方とも大きくは変わらず、足裏から見ると細長い形をしています。土踏まずもしっかりと発達しています。

ちなみに、土踏まずは3歳ぐらいから形成されて10歳を過ぎる頃になると大人のような土踏まずに近づくのだそうですよ。

このように赤ちゃんの足はまだ未発達ですので、ファーストシューズを選ぶときには、赤ちゃんの足の状態にあわせ、なおかつ、発達の妨げにならないものを選ぶ必要があります。

 

ファーストシューズは10歩しっかり歩けたら買う

赤ちゃんの足の発達を妨げないためには、歩ける前から無理やり履かせるのはNGです。10歩程しっかりと歩けるようになってから購入しましょう。

 

また、赤ちゃんの足はとても成長が早いので、前もって購入してしまうと、いざ履かせようと思たっときにはサイズがということもあります。せっかくの靴もサイズがあわないと発達の妨げになってしまいますので購入するタイミングはとても大切です

2.足のファーストシューズの選び方ポイントは4つ!

赤ちゃんの足の状態と買う時期を理解いただけたら、いよいよファーストシューズを購入するときの選び方について解説していきますね。それでは、早速みていきましょう。

(1)足首をしっかりカバーするもの

歩きはじめの赤ちゃんの足首は不安定で、何もないところでも転んだり、つまづいたりします。

そのため、重心がぶれないように、ミドルカットなど少し深めで足首をしっかりカバーできるものを選ぶようにするとよいでしょう。

履かせるときのワンポイント

かかとをぴったりフィットさせることがポイントです。足を靴に入れたら、かかとをしっかりとあわせましょう。

 

(2)甲にフィットさせるテープタイプ

スリッポンのような靴は、履かせやすいのですが、脱げやすくもあります。まだ不安定な状態の赤ちゃん足には、あいません。

甲にぴったりとフィットさせて、赤ちゃんの足にあわせて調整ができるテープタイプを選びましょう。また、テープも1本のものや2本のものがありますが、ファーストシューズなら2本のものが最適です。

履かせるときのワンポイント
かかとにあわせて靴を履かせたらたら、甲にフィットさせるイメージでテープを引っ張り、しっかりと留めるようにすると、安定して歩きやすくなります。

(3)靴底はつま先から1/3の部分が曲がるやわらかいもの

 

靴底は、関節にあわせて曲がるよう、ま先から1/3くらいの部分で曲がるやわらかいものを選びましょう。

普段、あまり意識をしたことがないと思いますが、大人も歩くときにはつま先で蹴りあげて前進しています。つまり、つま先から1/3の部分が曲がることで、地面を蹴りやすくなり、歩きやすくなります。

(4) 実測よりも1センチ大きいサイズを選ぶ

サイズは、ま先に1cmゆとりがあるものを選びましょう

大人の感覚からするとだいぶ大きいと思ってしまいますが、子どもの成長はとても早いこともあり、また、テープでしっかりと固定できるので大きすぎるということはありません。(子どもの足の成長について、後ほど詳しくふれますね)

足のサイズを知るには、靴屋さんで計測しましょう。子ども用の靴を販売しているお店では、無料で足のサイズを計測してくれますので

購入する時には、必ず測るようにします。また、中敷きを外せるタイプであれば、中敷きを取り出してその上に足を乗せれば、楽に確認することができます。

ちなみに、1.5cm以上は大きすぎます。大きすぎると靴が脱げやすく歩きにくいばかりではく、靴の中で足が動き、爪や指先を痛めてしまいます。

3.おすすめファーストシューズは「スクスクベビーシューズ」一択!

最近は、いろんなデザインのファーストシューズが販売されていて迷ってしまいますよね。

結局、何を選べばいいの?と迷っている方におすすめするのは、ずばり、アシックスのスクスクベビーシューズです!

なぜなら、スクスクベビーシューズは、選び方の4つのポイントすべてをクリアしているからです。

私の娘もスクスクベビーシューズがファーストシューズでした。3歳になった現在、まだまだ足の成長の大切な時期でもありますが、足の状態は問題もなく、しっかりとつま先で蹴り上げて歩いていますし、変なクセもありません。

シューフィッターさんや店員さんに聞きながら選ぶのもよいのですが、その場合は、一つのお店ではなく3店舗くらいはまわるのがおすすめです。なぜなら、その方によって、おすすめの靴が変わってくるからです。おすすめの理由をきちんと聞いて、きちんと納得できたら購入するようにしましょう。

私もいくつかのお店で、シューフィッターさんや店員さんにおすすめを聞いてみたのですがその時々で、おすすめされる靴は全く違いました。さらに、娘の足についての見解もバラバラで選ぶのにさらに悩んでしまいました。

そんな時に、数多くの子育てに関する仕事や、子育て講座などを開催している方と出会い、ファーストシューズの選び方の話を聞くことができました。その理由は4つのポイントのとおりで、しっかりと納得することができました。そして、その方がおすすめしていたのもスクスクベビーシューズでした。

 

4.サイズは3か月ごとに見直す

ファーストシューズ・デビューをしたら、3か月後にはセカンドシューズを検討するタイミングがきます。子どもの足の状態をしっかりと見て、サイズの見直しをしてくださいね。

ここでは、靴を交換するときのポイントをまとめて紹介します。

つま先のゆとりが5mm以下になったら交換する

ファーストシューズの選び方でもお伝えしていますが、つま先のゆとりは1cmが目安です。足の成長を妨げず歩くために必要なつま先のゆとりが、5mm以下になっていたら、その靴はきつい状態ですので、買い替えましょう

子どもの足の成長はとても早く一年間で

  • 2歳ごろまでは約1.5~2cm
  • 2~3歳では約1~1.5cm
  • 4~12歳でも約0.8~1cm

のペースで成長すると言われています。

つまり、足の成長ペースを考えると、ファーストシューズを購入してから3か月後にはセカンドシューズを買うタイミングが来るという計算になります。その後も3歳までは、3か月ごとに靴のサイズを見直すようにするのがおすすめです。だいたい季節ごとに買い替えるイメージですね。

足首が安定してきたらミドルカットから切り替える

ちなみに、歩くのに慣れて足首が安定してきたら、ミドルカットから普通の靴に切り替えましょう。ミドルカットでもよいのですが、ずっと使い続けることで、足の筋肉の発達を妨げる可能性があります。

サイズを見直す度に足首の状態も確認しましょう。

さいごに

いかがでしたか?

最近は、おしゃれな靴もたくさん販売されていて、子どものファッションにも取り入れたいと思いますよね。

ただし、忘れてはいけないのが、靴を選ぶときは、足の成長を妨げないものを選ぶことが最も大切なポイントということです。おしゃれな靴は写真撮影用にして、普段履きのファーストシューズは、子どもの足にとってよい機能のものをしっかりと選ぶようにしましょう

よちよち歩きがとってもかわいい歩きはじめの頃。しっかりと選んだファーストシューズを履いて、お出かけを楽しんでくださいね。

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